ジャンパー膝の痛み・症状
「ジャンパー膝」の名前の通り、ジャンプの繰り返しによる膝への衝撃で発生する事が多い症状です。また、ランニングやダッシュの繰り返しでも発生することがあります。バスケットボール・バレーボールなどジャンプを繰り返す競技で多いようですが、それ以外の競技でもこの症状はよく見られます。
症状としては、膝のお皿の下にある腱の部分に痛みが出たり、その患部を直接押したりすると痛みを感じたりします。
応急処置として、ももの前、後ろの筋肉のストレッチ、膝のサポーターを使用する等があります。患部が熱を持ってる時は、直接冷やしたりもいいですが、この症状は痛みのある部分以外で脚(特に太ももの筋肉)を温めることも有効です。お風呂で太ももの筋肉を温めたり、温めながら軽くマッサージしてみるのもいいでしょう。負荷が繰り返しかかることで発生する痛みですので、痛みが強い時はジャンプやランニングを中止して下さい。
当院では、ストレッチだけではなく、ジャンパー膝の痛みに有効な運動の指導、サポーター以外にもキネシオテーピングや、損傷組織の修復を促す電気治療なども施し早期復帰、再発予防を目指します。