ぎっくり腰の痛み・症状
スポーツや労働時以外でも、日常生活の中でのちょっとした動作(中腰や起き上がる動作など)でも多く発生します。
重い物を持ったり、強い力が加わったりしなくても、身体の状態(猫背や円背などの不良姿勢や作業による偏った体勢が続いたりなど)によってはごくわずかな力でもぎっくり腰は発生します。
症状は、中腰など腰を動かすと痛みや重さがあるぐらいのものから、ひどいものになると少し動いただけでも腰に鋭い痛みが出たり、痛みで歩くのも難しくなったりするものまで様々です。また、日常生活では顔を洗ったり、靴下を履いたりなどの動作が出来ないというのをよく聞きます。咳をすると腰の痛みが増したり、足がビリビリと痺れたりズーンと重くなったりなどもあるようです。
応急処置としては、まずは腰を動かすと痛みが出ますので、もしあればコルセットや、さらしを巻いてみてください。なければバスタオルなどを腰の幅に合わせて折り畳んで巻いてみましょう。巻く強さは少しきつめで腰が安定するようにしてください。動く際は、腰を曲げたり捻ったりするのを避けるように、うまく下半身(特に膝の曲げ伸ばし)を使って動くようにしてください。